ランドールM18改造記その3

「ブリュワー・エクスプローラー」(以下BE)は20年以上前に
柘植久慶氏の著作で紹介、推されていた極地探検向けサバイバルナイフである。
2015-05-14 08.19.47 2015-05-14 08.20.29 出典はナイフマガジンの広告から

寒冷地を考慮した作りで、手が寒さでかじかみナイフを落とさないよう
脱着可能なハンドガードが付いている。
セレーションはM18ばりに細かい目でよく切れそう。
ブレードの穴を利用しシースと組み合わせるワイヤーカッター
オプションの返しを装着するモリなど、いかにもな実用性重視のデザインが好きだった。

貧乏な学生時分に五万強ためて手に入れたBEは、しかし期待にそぐわなかった。
ハンドガードは何を切るにも邪魔だった。そもそも寒冷地で金属ハンドルはマズい。
当時の未熟な腕もあるが砥いでも切れ味が向上しない。(これはいつかリベンジしたい)
ワイヤーカッターの脱着がきつく、下手に捻るとブレードを折りそうで怖い。
セレーションは刃が左右交互に外へ向いているため実質二列。刃の間隔も広い。
モリに至っては使い道が全くない。

使わなくても、未開の地のサバイバルに思いを馳せる酒の肴にできたかも・・・
いや、できなかった。BEのパイプハンドルが原因だ。
それは見た目よりも重く太く握りにくい上に
滑り止め?のザラザラした粒が掌に食い込んで痛み、洗っても鉄臭さがいつまでも残った。
いつしか素手で触るのが嫌になってくる有り様で、これでは妄想どころではない。

数年後、友人にBEを譲ったらアルマー・パーソナルサバイバルをお返しにくれた。RIMG0027
値段にして10分の1にもかかわらず
パーソナルサバイバルの使いやすさは自分にとってはBEよりもはるかに勝っていた。
あれは色々勉強になったネ。

さて。
同じ金属むき出しハンドルのランドールM18はどうか。
通販での購入だったのでBEの二の舞いが懸念材料だったのだが。

ハンドルには外周に沿って細い溝が無数に刻まれている。RIMG0021
ザラザラとサラサラの中間の感触で触り心地は良く、痛みの要素などまるでない。
見た目よりもはるかに滑りにくいのはもっと知られてもいい。
材質はステンレスであろう。握っても金属臭くない。
太すぎず細すぎず、握りやすい。単純に見えても試行と工夫が凝らされているのがよくわかる。

このままでも全然困らないのだが今回も齋藤令介氏に倣いパイプハンドルの定番、
ランボーナイフでおなじみ糸巻きすべり止めを施してみる。

※2016/3/28 リンク追加

その1
その2
その3
その4

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